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大井篤海軍大尉アメリカ留学記 保科さんと私

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2014年11月
ISBNコード 978-4-04-102249-8
4-04-102249-5
税込価格 1,980円
頁数・縦 315P 20cm

商品内容

要旨

「栄光が何だ。馬鹿野郎!」という言葉を生んだデモクラシーへの渇望と、闊達な精神に満ち溢れた回想録。サンフランシスコからD.C.、N.Y.、そしてフロリダ、キューバへ。旧日本海軍の名参謀・大井提督が若き日を振り返る、もうひとつの『モーターサイクル・ダイアリーズ』!

目次

第1章 保科さんと私
第2章 解説(シャロッツヴィルというところ
大井海軍大尉のアメリカ留学
大井さんと私
ヴァージニア大学での勉強
ジェファソンのデモクラシー
ジェファソンの矛盾、南部の矛盾
一九三〇年代のアメリカ
日本人のアメリカ観
対米開戦とアメリカ理解)

出版社
商品紹介

海軍きっての知米派の大井篤大佐が若き日の米国留学を回想した貴重な記録。軍上層部へ反対する気骨がどのように育まれたか、若き知性派軍人の熱い思いが伝わる。阿川弘之氏の長男、阿川尚之氏の書き下ろし解説を収録。

著者紹介

大井 篤 (オオイ アツシ)  
1902年山形県生まれ。海軍兵学校卒業後30年から32年まで米国ヴァージニア大学、ノースウェスタン大学に学ぶ。上海事変勃発とともに駐米大使館海軍武官室勤務となる。その後中国沿岸警備艦隊参謀、華南沿岸封鎖艦隊参謀などを経て43年から終戦まで海上護衛総司令部参謀を務める。海軍大佐。終戦後は、戦史研究家、軍事および国際政治評論家として活躍。94年没
阿川 尚之 (アガワ ナオユキ)  
1951年生まれ。慶應義塾大学在学中に米国ジョージタウン大学に留学し、同大学スクール・オブ・フォーリン・サービスならびにロースクール卒業。アメリカでの弁護士資格を取得し、日米の法律事務所に勤務。99年より慶應義塾大学総合政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)