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入り婿侍商い帖 出仕秘命 3

角川文庫 時−ち6−9

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-04-105187-0
4-04-105187-8
税込価格 748円
頁数・縦 306P 15cm
シリーズ名 入り婿侍商い帖

商品内容

要旨

勘定奉行大久保忠信の悪事を暴こうとして殺された兄の仇を討つため、武士となった角次郎。勘定奉行所が関わる不正を次々と暴き出すが、大久保は巧みに追及を逃れ続ける。崩落した永代橋の架け替え事業の普請担当だった長兵衛殺害の裏に、私腹を肥やそうとする一派の策謀があると睨んだ角次郎は、妻のお万季と共に、材木仕入れに疑義がないか調べ始める。すると大目付中川忠英の用人頭と一派との不審な繋がりが浮かび…。

おすすめコメント

崩落した永代橋の架け直しが幕府費用で行われることになった。総工費三万五千両を超す大事業だが、勘定奉行の大久保が工事で私腹を肥やそうとしている疑いがあることを角次郎らはつかむ。不正を暴くことができるか?

著者紹介

千野 隆司 (チノ タカシ)  
1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から「第二の藤沢周平」と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)