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人間の顔は食べづらい

角川文庫 し61−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年8月
ISBNコード 978-4-04-105613-4
4-04-105613-6
税込価格 924円
頁数・縦 346P 15cm

商品内容

要旨

「お客さんに届くのは『首なし死体』ってわけ」。安全な食料の確保のため、“食用クローン人間”が育てられている日本。クローン施設で働く和志は、育てた人間の首を切り落として発送する業務に就いていた。ある日、首なしで出荷したはずのクローン人間の商品ケースから、生首が発見される事件が起きて―。異形の世界で展開される、ロジカルな推理劇の行方は!?横溝賞史上最大の“問題作”、禁断の文庫化!

おすすめコメント

賛否両論を巻き起こした、横溝賞史上最大の“問題作”待望の文庫化。 安全な食料の確保のため、食用クローン人間飼育施設が作られた日本。クローン施設で働く柴田はある日、除去したはずの生首が商品ケースから発見されるという事件の容疑者にされてしまい!?

著者紹介

白井 智之 (シライ トモユキ)  
1990年千葉県印西市生まれ。東北大学法学部卒。在学中はSF・推理小説研究会に所属。『人間の顔は食べづらい』が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補作となり、同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)