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新訳まちがいの喜劇

角川文庫 シ6−15 Shakespeare Collection

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年6月
ISBNコード 978-4-04-105619-6
4-04-105619-5
税込価格 726円
頁数・縦 131P 15cm

商品内容

要旨

兄アンティフォラスは生き別れた双子の弟を探しにエフェソスにやってきた。すると召し使いは変なことを言い出すし、見知らぬ女性には言い寄られるしと、おかしなことが続く。一方、弟アンティフォラスにもわけのわからないことが起きていた。実は兄と弟が、とりちがえられていたのだ。大混乱の町でとうとう2人が顔を合わせると、思いもよらぬ奇跡が起きて…。笑いと涙の初期喜劇。押韻の楽しさを読みやすい新訳でどうぞ。

おすすめコメント

生き別れた双子の兄弟のせいで、街は大混乱! 抱腹絶倒のシェイクスピア! エフェソスとシラクサは国交が途絶え、互いに街に入ると死刑、財産は没収されてしまう。その厳罰を覚悟で、シラクサの老人イジーオンは、大昔に生き別れた妻と双子のひとりを探しにエフェソスに入った。あえなく捕まったイジーオンに、エフェソスの公爵は保釈金を集めるための1日の猶予を与えた。その頃、イジーオンの息子アンティフォラスと従者も、エフェソスで生き別れの双子の弟探しをはじめる。しかし街を歩き始めると、アンティフォラスに不思議なことが起きる。大金を託した従者が、金は預かってないと言い出し、街の人々に旧知のように声をかけられ、さらには、結婚していないのに妻だという女性まで現れた。そう、街の人々は、兄を弟と勘違いしているのだ。アンティフォラスが戸惑いながらも、このヘンテコな状況に飛び込むと、事態はさらに混乱。街をあげての大騒ぎに発展してしまう。そんなことなど全然知らないイジーオンに、とうとう処刑の時間が迫る。すると、兄弟が巻き起こした騒動のおかげで、とんでもない奇跡がおこる……。シェイクスピア研究の第一人者、河合祥一郎の名訳!

著者紹介

シェイクスピア,ウィリアム (シェイクスピア,ウィリアム)   Shakespeare,William
1564年、イギリス中部のストラットフォードで、商業を営む父と旧家出身の母との間の第三子として生まれる。82年、18歳で8歳年長のアン・ハサウェイと結婚、一男二女をもうける。故郷をはなれ、やがてロンドンで詩人・劇作家として幸運なスタートを切る。94年、新しく組織された劇団「宮内大臣一座」の幹部座員として名を連ね、俳優兼座付作者として活躍。およそ20年間劇作に専念し、劇作家として名をなす。1616年没
河合 祥一郎 (カワイ ショウイチロウ)  
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)