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思い出の品、売ります買います九十九古物商店

角川文庫 か72−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年7月
ISBNコード 978-4-04-105696-7
4-04-105696-9
税込価格 616円
頁数・縦 285P 15cm

商品内容

要旨

下駄を鳴らして歩きたくなる温泉の町、箱根強羅。のどやかな軒並みの中に、その店はある。店主は浮世離れした美しい女性。古物商なのだが、扱う品は変わっている。それぞれが次の持ち主を選ぶというのだ。心ある器物、いわゆる付喪神なのだった。最近出入りする青年には全てが驚くことばかり。だが彼は知ることになる。大切にされた道具には特別な思い出がこもっていることを。身近なものが愛おしくなる、優しさに満ちた物語。

おすすめコメント

大切にしていたものには心が宿ります。付喪神専門の不思議な古物店の物語。 浮世離れした美しい店主が営む古物店。扱う品は風変わりで、それぞれが持ち主を選ぶという。彼らの言葉に耳を傾けるといい。きっと身近なものが愛おしくなる。優しさに満ちた物語。

著者紹介

皆藤 黒助 (カイトウ クロスケ)  
鳥取県境港市生まれ。「妖するに、怪異ではない。」で「スマホ小説大賞2014 角川文庫賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)