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郷里松島への長き旅路

角川文庫 に4−105

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年9月
ISBNコード 978-4-04-105832-9
4-04-105832-5
税込価格 748円
頁数・縦 232P 15cm

商品内容

要旨

フリーライターの森田は、奥松島の墓地で、一基だけ離れたところに建つ大きな墓石に目を留める。元々彫られていた文字が削られ、小さく「立川家之墓」と刻まれていた。調べていくと、太平洋戦争中、特攻隊員として戦地へ赴いた青年のものだと分かる。一方、東京都内で老人の遺体が発見された。十津川警部は、捜査線上に浮かんできた森田と会う。世間から身を隠して生きていた元特攻隊員の老人は、何のために殺されたのか。

おすすめコメント

戦争の残酷さを改めて問うた、十津川警部、長編シリーズ最新作! フリーライターの森田は、松島で「立川家之墓」と彫り直された墓に違和感を憶える。調べていくとその墓の主は元特攻隊員で、先日東京都内で死亡している事が分かった。そこへ十津川が現れ、協力することに。

著者紹介

西村 京太郎 (ニシムラ キョウタロウ)  
1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞受賞。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。トラベル・ミステリーで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)