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インドクリスタル 下

角川文庫 し31−9

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年1月
ISBNコード 978-4-04-106064-3
4-04-106064-8
税込価格 792円
頁数・縦 394P 15cm
シリーズ名 インドクリスタル

商品内容

要旨

藤岡は開発用水晶をインドの村から入手する手筈を整えたが、納品物の質は落ち、すり替えも発生。村を問いただすも、採掘に関わる人々に死や病など災いが生じていると突き返され、日本流の交渉が全く通じず難儀する。成人したロサと再会するが彼女の負の予言通り事態は悪化。ロサは以前雇い主に、「邪な種」と称されていた。そして州の役人により採掘が禁止、窮地に陥った藤岡は…。圧倒的筆力で描く、社会派エンタメ超大作!

おすすめコメント

騙されるな、本物を掴め――。巨大国家インドの光と影に迫る超弩級エンタメ マザークリスタルの採掘に関わる人々に次々と災いが起こり始める。現地民の言う通り、森の神の祟りなのか? インドの闇の奥へと足を踏み入れてゆく藤岡。そこには少女ロサのある事情が色濃く影響していた。

著者紹介

篠田 節子 (シノダ セツコ)  
1955年東京生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン―神の座―』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)