私の頭が正常であったなら
幽BOOKS
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2018年2月 |
ISBNコード |
978-4-04-106435-1
(4-04-106435-X) |
税込価格 | 1,650円 |
頁数・縦 | 246P 20cm |
商品内容
要旨 |
突然幽霊が見えるようになり日常を失った夫婦、首を失いながらも生き続ける奇妙な鶏、記憶を失くすことで未来予知をするカップル、書きたいものを失くしてしまった小説家、娘に対する愛情を失った母親、家族との思い出を失うことを恐れる男、元夫によって目の前で愛娘を亡くした女、そして事故で自らの命を失ってしまった少女。暗闇のなかにそっと灯りがともるような、おそろしくもうつくしい八つの“喪失”の物語。 |
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おすすめコメント
かなしみは、うつくしい怪異をなす。せつなさの名手が紡ぐ“喪失”の物語。 元夫によって愛する娘を目の前で亡くした私は、心身のバランスを崩していた。ある日の散歩中、私は助けを求める小さな声を拾う。私にしか、聞こえない少女の声。これは幻聴か――それとも現実か。