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プロトタイプシティ 深【セン】と世界的イノベーション

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-04-107841-9
4-04-107841-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 259P 20cm

商品内容

文学賞情報

2021年 第37回 大平正芳記念賞受賞

要旨

産業の中心は「非連続的価値創造」にシフトした―。現代は「プロトタイプ」、計画を立てるよりも先に手を動かして試作品を作る人や企業が勝利する時代となった。そして、プロトタイプ駆動によるイノベーションを次々と生み出す場「プロトタイプシティ」が誕生し、力を持った。その代表が中国の深〓である。深〓の成功理由から、個々人の新時代への対応方法まで、執筆陣が徹底開示する!

目次

第1章 プロトタイプシティの時代(インターネットが変えた新興国
「ユニコーン現象」が生んだプロトタイプ主導経済
イノベーションのグローバル化と日本のハマった落とし穴)
第2章 中国イノベーションと「安全な公園」(超高速ビジネスの作り方
アタリショックを避けるために
バックラッシュの時代)
第3章 「ハードウェアの聖地」深〓の秘密(深〓とはどんな街か?
深〓ができるまで
山賊たちのポストモダン
公権力とプロトタイプシティ
深[U6]{5733}の未来)
第4章 次のプロトタイプシティ(先進国と新興国、それぞれのデジタル化
プロトタイプシティ成立の条件)
第5章 プロトタイプシティ時代の戦い方(あなたの仕事はなんですか?―ナオミ・ウー
どうして今の自分になった?―GOROman
STEMとメイク、オープンソースが導いた現在―ナオミ
レガシー世界との戦い―ナオミ、GOROman
次のチャレンジは?―ナオミ、GOROman)

出版社・メーカーコメント

「まず、手を動かす」が時代を制した。次にくるメガシティはどこか!?なぜ深センは世界の耳目を集め続ける都市に変われたのか?そして、コロナを経てシリコンバレー、深センの次にくる都市は一体どこか?その条件は?深センのイノベーションを知り尽くした識者・経営者が開示する。

著者紹介

高須 正和 (タカス マサカズ)  
1974年生まれ。IoT開発ツールの開発・輸入販売を行っている株式会社スイッチサイエンスの事業開発担当。早稲田大学ビジネススクール非常勤講師
高口 康太 (タカグチ コウタ)  
1976年生まれ。中国経済、中国企業、在日中国人社会を主な取材対象とするジャーナリストで、千葉大学客員准教授、週刊ダイヤモンド特任アナリストを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)