• 本

鏡地獄

角川文庫 え11-3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-04-107932-4
4-04-107932-2
税込価格 836円
頁数・縦 411P 15cm

商品内容

要旨

少年時代からレンズや鏡に異常な嗜好を持ち、ついには自宅の庭にガラス工場まで作ってしまった男。ある日、その男の実験室に、内部から笑い声のような唸りが響く不思議な玉が出現する…(「鏡地獄」)。表題作のほか、未亡人が語る怪異譚「人でなしの恋」。夫婦の歪んだ愛の形を描いた「芋虫」。「人間椅子」「踊る一寸法師」「パノラマ島奇談」「陰獣」など、乱歩の怪奇・幻想小説の傑作8編を選りすぐって収録。

おすすめコメント

「人間椅子」「パノラマ島奇譚」他、怪奇・幻想ものの傑作八編を厳選収録!鏡やレンズに異常な嗜好を持った男がたどる運命は……(「鏡地獄」)。表題作のほか、 「人間椅子」「芋虫」「パノラマ島奇談」「陰獣」ほか乱歩の怪奇・幻想ものの傑作・代表作を選りすぐって収録。

著者紹介

江戸川 乱歩 (エドガワ ランポ)  
1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以後、探偵小説を次々発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」などがある。日本の小説界に多大なる業績を残す。65年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)