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エミリの小さな包丁

角川文庫 も21−3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-04-108054-2
4-04-108054-1
税込価格 836円
頁数・縦 401P 15cm

商品内容

要旨

恋人に騙され、仕事もお金も居場所さえも失った25歳のエミリ。15年ぶりに再会した祖父の家に逃げ込んだものの、寂れた田舎の海辺の暮らしに馴染めない。そんな傷だらけのエミリの心を救ったのは祖父の手料理と町の人々の優しさだった。カサゴの味噌汁、サバの炊かず飯。家族と食卓を囲むというふつうの幸せに触れるうちに、エミリにも小さな変化が起こり始め…胃袋からじんわり癒やされる、心の再生を描いた感動作!

おすすめコメント

傷ついた心を癒やしてくれたのは、おいしいごはんとおじいちゃんだった。恋人に振られ、職業もお金も居場所もすべてを失ったエミリに救いの手をさしのべてくれたのは、10年以上連絡を取っていなかった母方の祖父だった。人間の限りない温かさと心の再生を描いた、癒しの物語。

著者紹介

森沢 明夫 (モリサワ アキオ)  
1969年、千葉県生まれ。小説、エッセイ、ノンフィクション、絵本と幅広い分野で活躍。『ラストサムライ 片目のチャンピオン武田幸三』で第17回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。青森を舞台にした三部作『津軽百年食堂』『青森ドロップキッカーズ』『ライアの祈り』で人気を博す。吉永小百合主演の『虹の岬の喫茶店』や『夏美のホタル』など映像化されたベストセラー多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)