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Dの殺人事件、まことに恐ろしきは

角川文庫 う14−9

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-04-108551-6
4-04-108551-9
税込価格 792円
頁数・縦 391P 15cm

商品内容

要旨

長崎港を訪れた「私」は、ビデオ通話で恋人に風景を見せながら旅する奇妙な男と出会う。男に誘われた路面電車での観光の車中、「私」はその恋人が、人気アイドルのヴィーナスだと明かされる。だが、2人の馴れ初めを語る男の話には、明らかにおかしな点があり…(「スマホと旅する男」)。本格ミステリ界随一の騙しの達人が、江戸川乱歩の名作群を最先端テクノロジーでアップデートした、驚愕の翻案ミステリ短編集!

おすすめコメント

トリックと幻想は紙一重。ミステリの鬼才×乱歩、驚愕のミステリ短編集!カメラマンの私は、道玄坂で出会った生意気な少年とダイニングバーで話をしていた。しかし、バーから見える薬局の様子がおかしくて――(表題作)。江戸川乱歩の世界が、驚愕のトリックと新たな技術で蘇る!

著者紹介

歌野 晶午 (ウタノ ショウゴ)  
1961年千葉県生まれ。東京農工大学卒。88年『長い家の殺人』でデビュー。2003年に刊行された『葉桜の季節に君を想うということ』が「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」の第1位に選ばれ、第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞を受賞、ベストセラーになる。10年には『密室殺人ゲーム2.0』で史上初、2度目となる第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)