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あとは野となれ大和撫子

角川文庫 み54-1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-04-109786-1
4-04-109786-X
税込価格 924円
頁数・縦 502P 15cm

商品内容

要旨

沙漠の小国家、アラルスタン。日本人少女ナツキは紛争で両親を失い、国の教育機関“後宮”に引き取られることに。同じ境遇の仲間と気楽な日々を過ごしていたが、大統領が暗殺され、情勢は一変。国の中枢のほとんどが逃亡、反政府軍が襲来する絶体絶命の危機に。ナツキは仲間の立ち上げた臨時政府に参加し、自分たちの居場所を守るために奮闘するが…。どんな困難も笑い飛ばして明日に進む、乙女たちの青春冒険ストーリー!第49回星雲賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

直木賞・芥川賞ダブルノミネートで最注目の新鋭が挑む超王道冒険エンタメ!かつて中央アジアに存在した海。塩の沙漠となったそこは今、アラルスタンという国だ。だが大統領が暗殺され残ったのはうら若き後宮の女子のみ。生きる場所を守るため、ナツキたちは臨時政府を立ち上げる!?

著者紹介

宮内 悠介 (ミヤウチ ユウスケ)  
1979年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。2010年「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞山田正紀賞を受賞しデビュー。12年、同名の作品集で第33回日本SF大賞、13年、第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞、14年『ヨハネスブルグの天使たち』で第34回日本SF大賞特別賞、17年『彼女がエスパーだったころ』で第38回吉川英治文学新人賞、『カブールの園』で第30回三島由紀夫賞、18年『あとは野となれ大和撫子』で第49回星雲賞(日本長編部門)、20年『遠い他国でひょんと死ぬるや』で芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)