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伝説の「どりこの」 一本の飲み物が日本人を熱狂させた

出版社名 角川書店
出版年月 2011年11月
ISBNコード 978-4-04-110041-7
4-04-110041-0
税込価格 1,650円
頁数・縦 271P 20cm

商品内容

要旨

「どりこの」―かつて、この国を席捲した飲み物。旧陸海軍でも用いられた滋養飲料を大々的に売り出したのは…なんと講談社だった。「聖水」と呼ばれるほどの人気を博したが、太平洋戦争の激化にともない製造中止に。戦後、一時は復刻されるも、開発者の死と共に消えていった…。誰がどうつくったのか?なぜ昭和を代表する飲み物になったのか?どうして現代では製造できないのか?「どりこの」ミステリーから、昭和の新たな姿が見える。

目次

序章 昭和最大のミステリー!?
第1章 人々を魅了した「どりこの」
第2章 講談社が「どりこの」を仕掛けた
第3章 「どりこの」はこうしてつくられた
第4章 「どりこの」を売ったのは少年だった
第5章 「どりこの」を生んだ博士
第6章 「どりこの」は二度とつくれない

出版社
商品紹介

それは、かつてこの国を席捲し、誰もが知っていた飲み物。その謎の飲み物から新しい昭和を描き出す、発掘ルポの傑作。

著者紹介

宮島 英紀 (ミヤジマ ヒデキ)  
ルポライター。1961年生まれ。熊本県水俣市出身。故・今村昌平監督が主宰した横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)でドキュメンタリーを専攻。在学中、原子力発電所における下請け労働者の被曝実態を追った『われわれの原発白書』(第5回広島国際アマチュア映画祭優秀賞受賞)を演出。テレビ番組のADを経て、フリーの映画助監督となり、松尾昭典、斎藤耕一、北野武、和泉聖治らに師事。その後、取材・執筆に活躍の場を移し、環境問題や食糧問題、人物ルポなどを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)