• 本

孤高の名家朝吹家を生きる 仏文学者・朝吹三吉の肖像

出版社名 角川書店
出版年月 2013年1月
ISBNコード 978-4-04-110379-1
4-04-110379-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 292P 20cm

商品内容

要旨

ジュネの『泥棒日記』の名訳で知られ、その悪と倒錯の世界を日本に伝えた仏文学者の朝吹三吉。福澤諭吉に連なり、財界人ほか数多くの文化人を輩出した朝吹家に生まれた彼が、独自に守り育てた深い薫陶と美の哲学とは何か?今まで誰も触れることのなかった秘蔵の日記や資料を掘り起こし、多くの関係者への取材を重ねた貴重なノンフィクション。

目次

第1章 根底に流れる福澤諭吉の思想
第2章 華麗なる一族の生活
第3章 三吉と登水子・兄妹のフランス物語
第4章 戦前・戦後の激動の中で
第5章 『泥棒日記』の衝撃とサガンの出現
第6章 日仏の懸け橋として
第7章 孤独で幸福な日々
番外編 三吉の兄弟の歴史―受け継がれる自主独立の精神

出版社
商品紹介

ジュネの『泥棒日記』の名訳で知られ倒錯と悪を伝えた三吉氏の遺した日記、書簡、手紙等を通じてその軌跡を辿りつつ、朝吹家の協力を得て、一族が代々受け継いできた精神を紐解いた血脈の歴史ノンフィクション。

著者紹介

石村 博子 (イシムラ ヒロコ)  
1951年北海道生まれ。ノンフィクション作家。法政大学卒業後、フリーライターとして各新聞・雑誌で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)