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ことことこーこ

角川文庫 あ75−5

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2021年8月
ISBNコード 978-4-04-111623-4
4-04-111623-6
税込価格 836円
頁数・縦 409P 15cm

商品内容

要旨

離婚して老父母の暮らす実家に戻った香子。専業主婦を卒業し、フードコーディネーターとしての新たな人生を歩み出した矢先、母・琴子に認知症の症状が表れはじめる。弟夫婦は頼りにならず、仕事も介護も失敗つづき。琴子の昔の料理ノートにヒントをもらい、ようやく手応えを感じた出張の帰り道、弟から「母さんが見つからない」と連絡があり…。年とともに変わりゆく親子の関係を、ユーモアと人情たっぷりに描き出す長編小説。

出版社・メーカーコメント

まだまだ仕事がしたいのに……もう介護!? アラフォー長女の奮闘記!離婚した香子が老父母の暮らす実家に戻ると、母・琴子に認知症の症状が表れていた。弟夫婦は頼りにならず、香子は新しく始めたフードコーディネーターの仕事と介護を両立させようと覚悟を決めるが……。

著者紹介

阿川 佐和子 (アガワ サワコ)  
1953年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。報道番組のキャスターを務めた後に渡米。帰国後、エッセイスト、小説家として活躍。99年に檀ふみ氏との往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で講談社エッセイ賞、2000年『ウメ子』で坪田譲治文学賞、08年『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年に刊行した新書『聞く力 心をひらく35のヒント』は年間ベストセラー第1位、ミリオンセラーに。14年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)