• 本

狐火の辻

角川文庫 た32-10

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-04-112051-4
4-04-112051-9
税込価格 792円
頁数・縦 246P 15cm

商品内容

要旨

土砂降りの雨の夜、湯河原の街で起きた轢き逃げ事件。犯人逮捕に至らないまま、再び起きた郊外の交通事故ではなぜか被害者が跡形もなく消えてしまった。連続する事故に興味を抱いた刑事の楢津木は、街中で次々に起こる奇妙な出来事や怪談にも繋がりを見出すが捜査は難航。彼はIQ208の天才棋士、牧場智久の力を借り真相解明に乗り出す。本格ミステリ大賞受賞作『涙香迷宮』の流れを汲む迷宮的サスペンス・ミステリ。

出版社・メーカーコメント

『涙香迷宮』の牧場智久登場! 巷の都市伝説は、やがて本当の事件を呼ぶ!都市伝説として噂される一連の事故に因縁めいたものを感じた楢津木刑事。混迷を極め救いを求めたのは、18歳の本因坊、IQ208の天才棋士、牧場智久だった。ミステリ界のレジェンド、文庫新刊作品!

著者紹介

竹本 健治 (タケモト ケンジ)  
1954年、兵庫県生まれ。『匣の中の失楽』を探偵小説専門誌「幻影城」で連載し、作家デビュー。2016年、『涙香迷宮』が数々のミステリ・ランキングで上位に入り、17年、第17回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)