• 本

そして誰も死ななかった

角川文庫 し61-4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年1月
ISBNコード 978-4-04-112162-7
4-04-112162-0
税込価格 880円
頁数・縦 342P 15cm

商品内容

要旨

覆面作家・天城菖蒲の招待で、絶海の孤島に建つ天城館に集まった5人の推理作家。しかし館に主の姿はなく、食堂には不気味な5体の泥人形が並べられていた。不穏な空気が漂う中、かつて彼ら全員が晴夏という女性と関係していたことがわかる。9年前に不可解な死を遂げた彼女の関係者が、なぜ今になって集められたのか。やがて作家たちは、次々と異様な死体で発見され―。ミステリ界の鬼才が放つ、絶対予測不可能な謎解き!

出版社・メーカーコメント

五人全員が死んだとき――本当の「事件」が始まる。覆面作家・天城菖蒲から、絶海の孤島に建つ天城館に招待された五人の推理作家。やがて作家たちは次々と奇怪を死を遂げ、そして誰もいなくなったとき、本当の「事件」の幕が開く。特殊設定ミステリの真骨頂!

著者紹介

白井 智之 (シライ トモユキ)  
1990年千葉県印西市生まれ。東北大学法学部卒。在学中はSF・推理小説研究会に所属。『人間の顔は食べづらい』が第34回横溝正史ミステリ大賞の最終候補となり、同作でデビュー。2015年に刊行した『東京結合人間』が第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補、16年に刊行した『おやすみ人面瘡』が第17回本格ミステリ大賞(小説部門)候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)