白蕾記
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2023年4月 |
ISBNコード |
978-4-04-112364-5
(4-04-112364-X) |
税込価格 | 1,870円 |
頁数・縦 | 307P 19cm |
商品内容
要旨 |
大坂の蘭学塾「適塾」を営む名高い医学者、緒方洪庵の妻となった八重。ぎこちない暮らしの中、次第に二人は心を通わせていく。そんな中、恐るべき疫病の疱瘡が流行の兆しを見せはじめた。洪庵と八重は、人々が疱瘡に苦しむことのない世をつくるため、適塾で学ぶ志士たち―大村益次郎、橋本左内、福沢諭吉らと共に新医術「牛痘種痘」を広めようとする。だが、それは長く困難な闘いの始まりだった。近代医学の礎を築いた夫婦と教え子たちの、葛藤と成長を描く感動の歴史小説。 |
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出版社・メーカーコメント
このひと針が、確実に命を救うんや――。医療の歴史に刻まれた、絆の物語。名高い医学者、緒方洪庵の妻となった八重。十二歳年上の洪庵とのぎこちない暮らしの中で、彼の不器用でまっすぐ優しさを知って次第に心を通わせる。そんな中、大坂では恐るべき伝染病・疱瘡が流行しようとしていた。