• 本

金田一耕助の冒険

改版

角川文庫 よ5-60

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年6月
ISBNコード 978-4-04-112815-2
4-04-112815-3
税込価格 1,034円
頁数・縦 477P 15cm
シリーズ名 金田一耕助の冒険

商品内容

要旨

金田一耕助は愕然とした。彼が通うパチンコ店の看板娘が廃墟の焼跡から死体で発見されたのだ。彼女は金田一耕助名義の手紙でおびき出され、命を落としたという。金田一に、姉の死の真相を調べてほしいと頼んでいたにもかかわらず―。憎むべき不敵な犯人を追うべく、金田一と等々力警部は捜査を開始した(「夢の中の女」)。金田一耕助を取りまく女たちを趣向を凝らした11編に織り込む。現代ミステリの巨匠が描く傑作推理譚。

出版社・メーカーコメント

横溝正史生誕120年記念復刊! 横溝正史の異色傑作!「万引きだ!」宝石店から足早に去る謎の女を追って、店員が飛び出した。だが、追いついた瞬間、彼はエビのように身体をねじ曲げ、霧深い歩道にくずれおちた。あたりにはたちまち生々しい血潮が……。

著者紹介

横溝 正史 (ヨコミゾ セイシ)  
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)