• 本

怪獣男爵

改版

角川文庫 よ5-69

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-04-112916-6
4-04-112916-8
税込価格 836円
頁数・縦 220P 15cm
シリーズ名 怪獣男爵

商品内容

要旨

瀬戸内海の真ん中に浮かぶ奇妙な小島、男爵島。そこには、得体の知れない怪物が住んでいるという噂があった。宇佐美恭助と二人の少年は、島の沖合でヨットに乗っているところを突然の嵐に襲われる。三人が島へ逃げ込むと、彼らのヨットを奪い何者かが島を脱出した。それこそが噂の怪物だったのだ!島の主・怪獣男爵は何を隠しているのか。等々力警部と小山田博士がタッグを組み謎に迫る、サスペンス溢れる傑作推理長編。

出版社・メーカーコメント

横溝正史生誕120年記念復刊! 横溝正史の異色傑作!男爵島は全島が赤松に覆われ、島の中ほどに西洋の古城のような奇妙な建物があり、まわりには一種異様な妖気が漂っていた。狭い額、出ばった顎、落ち窪んだ眼の怪物が島から周囲の様子を窺っていた……。

著者紹介

横溝 正史 (ヨコミゾ セイシ)  
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)