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俺と師匠とブルーボーイとストリッパー

角川文庫 さ59−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-04-114100-7
4-04-114100-1
税込価格 814円
頁数・縦 292P 15cm

商品内容

要旨

「あんた、葬式来る?」博打うちだった父の訃報を聞いても、キャバレーで下働きをする章介の水草のような生活は何も変わらなかった。しかしこの年末は、3人の芸人が1か月共に寮で暮らすという。手品ができないマジシャンに女言葉の男性歌手、年齢不詳の踊り子。苦労の多い人生を送りながらも毎夜フロアを沸かせる3人に囲まれ、やがて章介は人を慕う気持ちを思い出していく―。1人の青年の人生が変わる、笑って泣ける“家族”小説。

出版社・メーカーコメント

博打に溺れる父と働きづめの母から離れた章介は、バイト先のショー出演者3人と同居を始めた。初めて経験する笑いに満ちた生活は思いがけぬ終わりを迎え……このラストシーンは、きっとあなたの希望になる。

著者紹介

桜木 紫乃 (サクラギ シノ)  
1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。07年に同作を収録した単行本『氷平線』を刊行。13年『ラブレス』で第19回島清恋愛文学賞を受賞。同年『ホテルローヤル』で第149回直木三十五賞を受賞し、ベストセラーとなる。20年『家族じまい』で第15回中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)