• 本

美しく枯れる。

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-04-114221-9
4-04-114221-0
税込価格 1,760円
頁数・縦 238P 19cm

商品内容

要旨

殿と相棒と離れ、独りになった。コロナ禍でスナックには閑古鳥が鳴いた。初孫が誕生し、母親は施設に入った。カミさんは、オレに愛想を尽かして出て行っちまった。それでもオレは、酒を呑んで、笑って、時に打ちひしがれながら、生きてゆく―。玉ちゃん流・人生後半戦の歩き方。

目次

第1章 人間関係って大変だよな(ところで、浅草キッドは解散したの?
残るのも「義」、去るのも「義」 ほか)
第2章 「発酵」した50代の仕事観(「事務所を辞めます」と殿に報告した
殿はいった、「頑張れよ。漫才も辞めるなよ」 ほか)
第3章 夫婦ってなんだか難しい(ある朝、カミさんが消えていた
オレとカミさんとの不思議な関係 ほか)
第4章 新しい命と消えゆく命とともに(玉袋筋太郎、「じいじ」になる
初孫が誕生して思い出した戦争に行った「おじいちゃん」 ほか)
第5章 「人生」のこと、考えてみよっか(銭湯で見た「じいさんのキンタマ袋」は縄文杉だった
50代からの人生は「身勝手に生きない」 ほか)

出版社・メーカーコメント

「50代を生きるって、とても大変で、難しい。それでもオレは、美しく枯れていきたい」前作『粋な男たち』から約5年半余りのときを経て、著者・玉袋筋太郎を取り巻く環境は激変した。2020年、オフィス北野から独立しフリーに。兄弟弟子である「たけし軍団」から離れ、「浅草キッド」の相棒である水道橋博士、師匠であるビートたけしとの距離も遠のいた。初孫という新しい命に喜びを感じながらも、母親は認知症を患い施設に入った。長年連れ添った妻は、ある朝、家から出て行った……。仕事の人間関係、夫婦仲、家族構成にも変化が訪れる、波乱万丈な50代−−。「時代遅れ」な昭和の粋芸人が語り尽くした、悩めるすべての大人たちに捧ぐ、人生後半戦の歩き方。●目次はじめに−−50代を迎えて、オレの人生は激変した第1章 人間関係って大変だよな第2章 「発酵」した50代の仕事観第3章 夫婦ってなんだか難しい第4章 新しい命と消えゆく命とともに第5章 「人生」のこと、考えてみよっかおわりに−−美しく枯れるために

著者紹介

玉袋 筋太郎 (タマブクロ スジタロウ)  
1967年、東京新宿生まれ新宿育ち。高校卒業後、ビートたけしに弟子入りし、1987年に水道橋博士とお笑いコンビ「浅草キッド」を結成。2020年、独立しフリーに。スナック好きが高じて赤坂に「スナック玉ちゃん」を開業、自身も不定期で店に立つ。一般社団法人全日本スナック連盟会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)