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みんなこわい話が大すき

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年12月
ISBNコード 978-4-04-114349-0
4-04-114349-7
税込価格 1,760円
頁数・縦 267P 19cm

商品内容

要旨

ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。その秘密の親友をいじめっ子のありさちゃんに見せた日から、ひかりの生活は一変。クラスでも家でも、こわいくらいに持て囃されるようになった。それから数年、“よみご”と呼ばれる霊能者・志朗貞明のもとに、母子心中事件の原因を探ってほしいという依頼が持ち込まれる。無関係に思える二つの“事件”は、“よみご”だけが取り扱える呪い“きょう”と複雑に絡み合い…。第8回カクヨムWeb小説コンテスト大賞受賞作(ホラー部門)。

出版社・メーカーコメント

ひかりの家の押入れにいる、形も声もなんにもない影みたいなやつ、ナイナイ。唯一の友達であるナイナイをいじめっ子のありさちゃんに会わせた日から、ひかりの生活は一変した。ありさちゃんはひかりの親友のように振る舞い、クラスメイトは次々と接近してきて、いつもはつらく当たる母親さえも、甘々な態度をとるように。絶対に何かがおかしい。疑心暗鬼になったひかりはありさちゃんと距離を置こうとするが、状況は悪化するばかり。数年後、〈よみご〉と呼ばれる霊能者・志朗貞明のもとに、幼い子供と心中した姉の死の真相を探ってほしいという依頼が舞い込んでいた。無関係に思える二つの異変は、強大な呪いと複雑に絡み合い……。第8回カクヨムWeb小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作。

著者紹介

尾八原 ジュージ (オヤツハラ ジュージ)  
山梨県生まれ。2020年からWeb小説サイトのカクヨム等で活動。23年、カクヨムにて発表していた「みんなこわい話が大すき」で第8回カクヨムWeb小説コンテスト“ホラー部門”大賞を、「タヌキの一期一会」で第3回角川武蔵野文学賞“武蔵野×ライトノベル部門”大賞を受賞。本作が初の単著となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)