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化身

角川ホラー文庫 ふ4-27 探偵・朱雀十五の事件簿 7

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-04-114873-0
4-04-114873-1
税込価格 1,188円
頁数・縦 506P 15cm

商品内容

要旨

東舞鶴にある馬耳村では、道祖神「砥笥貢神」が祀られており、祟り神として恐れられていた。昭和8年の師走、港で1人の男の死体が発見される。輪郭が奇怪にねじ曲がり、左目が潰れた顔は、砥笥貢神にそっくりだった。京都地方裁判所の桂万治検事は、若き最高裁検事・朱雀十五と馬耳村の調査に赴くことに。朱雀は村に住む美貌の人妻・美鈴と浅からぬ縁があるようで、桂は彼こそが災いを呼ぶ砥笥貢神の使いではないかと疑い始め―。

出版社・メーカーコメント

東舞鶴に存在する馬耳村(ばじむら)では、奇怪な道祖神が祀られている。神名は『砥笥貢神(とすくがみ)』といい、石に刻まれた姿はとても醜く、人々からは災いを防いでくれる神ではなく『祟神』として恐れていたのである。昭和八年の師走のある日、村で一人の男の死体が発見される。男の輪郭は奇怪に輪郭がねじ曲がり、左眼がつぶれており、その姿は砥笥貢神にそっくりだったのである。一方その頃、京都地方裁判所の検事・桂万治は、東京からやってきた美貌の若き天才検事・朱雀十五と馬耳村で見つかった死体のちょうさにおもむくことになる。しかし、二人が来てから村では奇怪な事件が次々と起こるようになり……。朱雀十五が視力を失った秘密と運命の出会いが描かれる!

著者紹介

藤木 稟 (フジキ リン)  
大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)