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狐花 葉不見冥府路行

角川ホラー文庫 き9−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-04-115206-5
4-04-115206-2
税込価格 968円
頁数・縦 269P 15cm

商品内容

要旨

作事奉行の娘・雪乃の前に現れた、この世のものとは思えない美しさを持つ萩之介。彼岸花の着物を纏う彼は、“この世に居る筈のない男”だった。この幽霊騒動を知った雪乃の父・上月監物は、過去の因縁と関わりがあるのではないかと疑うが…。絡まりあった謎を解きほぐすため、武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が“憑き物落とし”へと乗り出す。京極堂の曾祖父が相対する、悲しい真実とは―。巻末に松本幸四郎との対談を収録。

出版社・メーカーコメント

舞台は江戸。巷に噂される幽霊話。噂は真実なのか、一体何が起こったのか−−。武蔵晴明神社の神主であり陰陽師の中禅寺洲齋が謎を解き、憑き物を落とす。京極夏彦×角川ホラー文庫30周年記念書き下ろし!

著者紹介

京極 夏彦 (キョウゴク ナツヒコ)  
1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年『姑獲鳥の夏』でデビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞、『遠野物語remix』「えほん遠野物語」シリーズなどにより平成28年遠野文化賞、『遠巷説百物語』で第56回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)