帝都の鬼は桜を恋う
角川文庫 う36−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2024年9月 |
ISBNコード |
978-4-04-115240-9
(4-04-115240-2) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 286P 15cm |
商品内容
要旨 |
古より異能を持つ美しき鬼が存在する日本。時は明治、政府から鬼狩りを命じられた陰陽師と、鬼は敵対していた。駆け出し陰陽師の桜羽は、少年の鬼に母を殺され、陰陽寮長官である月影冬真に育てられた。彼への恩返しと母の仇討ちを誓って任務に励んでいたある日、桜羽は鬼の頭領の〓良(ほむら)に囚われてしまう。解放の条件として、桜羽は一時的に彼のパートナーになるはめに。だが敵のはずなのに、〓良は甘く優しく接してきて…? |
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出版社・メーカーコメント
古来より、異能を持つ美しき”鬼”が存在する日本。彼らは人間と同じ見た目ながら容姿端麗で、あやかしたちを従えて幕府を陰から支えていた。だが時は移り、新たに権力を握った明治政府は彼らの力を恐れ、陰陽師に鬼やあやかしを狩り尽くすよう命じ、両者は敵対していた−−。駆け出し陰陽師の桜羽(おとは)は、幼い頃に赤髪の少年の鬼に母親を殺され、それ以前の記憶を失っていた。身寄りを失った桜羽を引き取り育ててくれた陰陽寮の長官・月影冬真(つきかげ とうま)への恩返しと、鬼への復讐を誓って任務に励んでいたある日、鬼らしき女を追った先で、桜羽は美しい鬼の頭領・焔良(ほむら)に捕まり、彼の館に軟禁されてしまう。燃えるような赤い髪と瞳を持った焔良こそ母の仇だと確信した桜羽は密かに命を奪おうとするが失敗し、さらに館から解放されるために彼に協力する交換条件を交わすはめに。けれど、敵のはずの焔良はなぜか桜羽に甘く優しく接してきて……?明治あやかし溺愛ファンタジー!