恋の川、春の町 江戸戯作者事情
角川文庫 時-か53-91
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-04-115372-7
(4-04-115372-7) |
税込価格 | 858円 |
頁数・縦 | 342P 15cm |
商品内容
要旨 |
駿河小島藩に仕える倉橋寿平には、もう一つの顔がある。「恋川春町」の名前で滑稽本を執筆する、江戸で人気の戯作者だったのだ。浮世を楽しむため、さまざまな女性のもとを渡り歩く春町のもとに、突如として幕府の大物・松平定信から呼び出しの文が届く。倹約を旨とする幕府の方針に、春町の著作はそぐわないと判断されたのだ―。戯作者の矜持を胸に、命がけの洒落で権力に挑んだ粋人の生涯を描く軽妙洒脱な時代小説。 |
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出版社・メーカーコメント
小島藩の武士・倉橋寿平には、戯作者・恋川春町という別の顔があった。戯作に命をかける春町の前に、幕府による奢侈取り締まり令が立ちはだかる。江戸の人々の娯楽を守るため、春町は筆を執ったーー。