• 本

仁王の本願

角川文庫 時-あ130-1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-04-115771-8
4-04-115771-4
税込価格 1,144円
頁数・縦 378P 15cm

商品内容

要旨

15世紀末の北陸加賀に「百姓ノ持チタル国」が建てられ80年。武士の支配を退け、民衆が自ら治める一向衆の政は、内外の戦に明け暮れるうちいつしか腐敗していた。織田信長や上杉謙信、朝倉義景ら強大な外敵に囲まれ、窮地に陥った加賀に現れたのは、「仁王」こと本願寺最強の坊官・杉浦玄任。加賀から越前、さらには日本全土に「民の国」を築くため、救いなき乱世で戦い続ける玄任の生きざまをドラマチックに描いた意欲作!

出版社・メーカーコメント

北陸加賀に「百姓ノ持チタル国」が建てられて八十年。誰の支配も受けず、民衆が自ら治める一向衆の政は、内外の戦に明け暮れるうちいつしか腐敗し、堕落していた。織田信長や上杉謙信、朝倉義景ら強大な外敵に囲まれ、窮地に陥った加賀に現れたのは、「仁王」と呼ばれる本願寺最強の坊官・杉浦玄任。加賀から越前、さらには日本全土に「民の国」を築くため、玄任は救いなき乱世で戦い続ける--。

著者紹介

赤〓 諒 (アカガミ リョウ)  
1972年京都府生まれ。同志社大学文学部卒業。私立大学教授、法学博士、弁護士。2017年、「義と愛と」(『大友二階崩れ』に改題)で第9回日経小説大賞を受賞し作家デビュー。23年、『はぐれ鴉』で第25回大藪春彦賞を受賞。24年、『佐渡絢爛』で第13回日本歴史時代作家協会賞〈作品賞〉および、第14回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)