• 本

猫目荘のまかないごはん 〔3〕

私の選択と肉じゃがコロッケ

角川文庫 か95−3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-04-116186-9
4-04-116186-X
税込価格 902円
頁数・縦 290P 15cm
シリーズ名 猫目荘のまかないごはん

商品内容

要旨

夫が卒婚を提案した利恵は、まかない付きの下宿屋「猫目荘」にやって来た。離婚するか否か答えは出ないが、人に作ってもらう食事は新鮮。自身の料理欲を満たすべく昼食会を主催するのも楽しい。タコライス、鮭のホイル焼き、鶏肉と香味野菜の冷やしうどん。妻や母の役割から離れ、自分を取り戻そうともがく利恵に、息子からの思わぬ宣言が―。“普通”の呪縛がしんどいすべての人に贈る、一歩前に踏み出す勇気をくれる物語。

出版社・メーカーコメント

利恵が結婚したとき、夫は専業主婦を望んでいた。彼は一流企業のサラリーマンで、利恵は小さな会社の事務職。それでも仕事はつづけさせてほしいと希望した。夫は不承不承認めたものの、その代わり「家事はいっさい手を抜かないこと」と約束させられる。利恵は職場でのキャリアなどいろんな犠牲を払いながら、その約束だけは守る。息子が生まれたあとも仕事はつづけるが、家事も子育ても、夫は一貫してなにひとつ手伝わなかった。息子は優しい子に育ち、大手電気通信会社に就職。同時に家を出てひとり暮らしをはじめる。何もかもが順調だが、利恵は夫とのアンバランスな関係に疑問を持ち始め、卒婚を提案し、1年間利恵は「猫目荘」で一人暮らしをすることになる。利恵が猫目荘を知るきっかけとなったマンガの著者・結芽との出会い、そして過去を背負って生きる新井と話すことで、妻や母になる前に自分が好きだったことを思い出していく。

著者紹介

伽古屋 圭市 (カコヤ ケイイチ)  
1972年大阪府生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した『パチプロ・コード』(文庫化にあたり『パチンコと暗号の追跡ゲーム』に改題)で、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)