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白鳥の王子ヤマトタケル 東征の巻上

角川文庫

出版社名 角川書店
出版年月 2002年10月
ISBNコード 978-4-04-126860-5
4-04-126860-5
税込価格 660円
頁数・縦 351P 15cm
シリーズ名 白鳥の王子ヤマトタケル

商品内容

要旨

九州の熊襲を征討した倭建(ヤマトタケル)は大和に戻った。愛する弟橘媛に若建が生まれ、しばし平穏な日々を送ったのも束の間、倭国統一を目指す父・オシロワケ王(景行帝)は、三輪王朝に服従しない東の国々を討つことを建に命じる。東征を前に、叔母で巫女王の倭姫王は、神宝の剣と、火打石、薬を授け、建を励ました。伊勢の朝日雷郎を平定し、尾張に入った建を、首長・音彦の娘で妖しい魅力を湛えた宮簀媛が迎える。日本最古の英雄を、雄渾な筆致で活写する壮大な歴史叙事詩、「白鳥の王子ヤマトタケル」の第三弾、遂に文庫化。

著者紹介

黒岩 重吾 (クロイワ ジュウゴ)  
1924年大阪生まれ。同志社大卒。1961年、『背徳のメス』により第44回直木賞受賞。社会派現代小説の他、『天の川の太陽』(吉川英治文学賞)や『落日の王子蘇我入鹿』など古代史ものにも力作が多く、1992年第40回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)