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海と川の恋文

角川文庫 ま7−5

出版社名 角川書店
出版年月 2010年1月
ISBNコード 978-4-04-185905-6
4-04-185905-0
税込価格 734円
頁数・縦 413P 15cm

商品内容

要旨

18歳の遙香は、二人の上級生に出会う。自主映画を撮る徳明、演劇部を主宰する修平。二人の間でゆれながら、初恋に別れをつげて、女優へ。忘れられない思いを胸に、月日は流れた。そして再会、「ずっと好きだった」。だが若い日という川は海へ出てもう、もどれない。人生の光と影を知り、大人になった三人。全編に流れる、甘く苦い青春の郷愁、大人になっても消えない恋のときめき。懐かしくてドラマチック、心にしみる恋愛小説。

出版社・メーカーコメント

忘れられるものなら忘れたい・・・。人生をかけた恋の行方は?2人の上級生からアプローチを受けて遥香の恋は始まった。男らしく洗練された修平と、個性的で翳りのある徳明。しかし遥香に「女優」の道が開け、心ならずも別れることに。忘れられない恋とすれ違いの始まりだった。

著者紹介

松本 侑子 (マツモト ユウコ)  
1963年、島根県生まれ。筑波大学卒。87年、「巨食症の明けない夜明け」ですばる文学賞受賞。訳書に、英米文学と聖書からの引用を多数解き明かした日本初の全文訳・訳註つき「赤毛のアン」シリーズ(集英社文庫)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)