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神隠しと日本人

角川ソフィア文庫

出版社名 角川書店
出版年月 2002年7月
ISBNコード 978-4-04-365701-8
4-04-365701-3
税込価格 814円
頁数・縦 238P 15cm

商品内容

要旨

「神隠し」とは人を隠し、神を現わし、人間世界の現実を隠し、異界を顕すヴェールである。それは人を社会的な死、つまり「生」と「死」の中間的な状態に置く装置であった。だからこそ「神隠し」という語には甘く柔らかい響きがただよう―。異界研究の第一人者が、「神隠し」をめぐるフォークロアを探訪し、日本人の異界コスモロジーを明らかにする。

目次

第1章 事件としての神隠し(村の失踪事件
帰ってきた失踪者 ほか)
第2章 神隠しにみる約束ごと(神隠し譚の類型
夕暮れどき ほか)
第3章 さまざまな隠し神伝説(民俗社会の異界イメージ
隠し神としての天狗イメージ ほか)
第4章 神隠しとしての異界訪問(浄土=ユートピアとしての異界
夢と異界訪問譚 ほか)
第5章 神隠しとは何か(現代の失踪事件
「神隠し」のヴェールを剥ぐ ほか)

著者紹介

小松 和彦 (コマツ カズヒコ)  
1947年、東京都生まれ。東京都立大学大学院社会人類学博士課程修了。信州大学助教授、大阪大学教授を経て、現在、国際日本文化センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)