• 本

ぼくは悪党になりたい

角川文庫 さ43−2

出版社名 角川書店
出版年月 2007年6月
ISBNコード 978-4-04-379002-9
4-04-379002-3
税込価格 482円
頁数・縦 206P 15cm

商品内容

要旨

兎丸エイジ、17歳。ぼくの家庭に父親はいない。奔放な母と腕白な異父弟・ヒロトの三人で平凡な生活を送っている。毎日家事全般をこなす高校生が平凡かどうか疑問ではあるのだが…。ある日、ヒロトが病気で倒れたのをきっかけに、ぼくの平凡な日常は少しずつ崩れはじめる。生きたいように生きる人たちの中で、ぼくだけが貧乏くじをひいているのではないだろうか?―少年の葛藤を軽妙な筆致で描いた、新時代の傑作青春文学。

おすすめコメント

あなたの心を軽やかにくすぐる、傑作青春小説!僕はエイジ、17歳。父親は不在、奔放な母と腕白な異父弟・ヒロトと3人で平凡な生活を送ってる。毎日家事全般をこなす高校生が「平凡」かは疑問だが。ある日弟が病気で倒れたのを境に、僕の日常が少しずつ崩れて…。

著者紹介

笹生 陽子 (サソウ ヨウコ)  
東京都生まれ。慶應義塾大学文学部人間科学専攻卒業。1995年『ジャンボジェットの飛ぶ街で』が講談社児童文学新人賞佳作となる。96年『ぼくらのサイテーの夏』でデビュー。同作品で第30回日本児童文学者協会新人賞、第26回児童文芸新人賞を受賞。2003年『楽園のつくりかた』で第50回産経児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)