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雷の季節の終わりに

角川ホラー文庫 Hつ1-2

出版社名 角川書店
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-04-389202-0
4-04-389202-0
税込価格 748円
頁数・縦 375P 15cm

商品内容

要旨

雷の季節に起こることは、誰にもわかりはしない―。地図にも載っていない隠れ里「穏」で暮らす少年・賢也には、ある秘密があった―。異界の渡り鳥、外界との境界を守る闇番、不死身の怪物・トバムネキなどが跋扈する壮大で叙情的な世界観と、静謐で透明感のある筆致で、読者を“ここではないどこか”へ連れ去る鬼才・恒川光太郎、入魂の長編ホラーファンタジー。文庫化にあたり新たに1章を加筆した完全版。

おすすめコメント

少年は、世界を渡る旅に出た。新星・恒川光太郎の傑作異世界ファンタジー。現世から隠れて存在する異世界・穏(おん)で暮らすみなしごの少年・賢也。穏には、春夏秋冬のほかにもうひとつ、雷季と呼ばれる季節があった――。『夜市』で鮮烈なデビューを飾った著者による、初の長編小説。

著者紹介

恒川 光太郎 (ツネカワ コウタロウ)  
1973年東京生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、現在沖縄県在住。2005年、「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞。初の作品集『夜市』は、デビュー作にして第134回直木賞の候補作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)