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医者が泣くということ 小児がん専門医のいのちをめぐる日記

角川文庫 ほ16−1

出版社名 角川書店
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-04-394443-9
4-04-394443-8
税込価格 607円
頁数・縦 249P 15cm

商品内容

要旨

小児がんの子どもたちと向き合って40年。聖路加国際病院小児科部長の著者は、朝暗いうちに車を走らせ病院へ。会議、診察、外来、患者家族とのミーティング、「がんの子供を守る会」他、様々な仕事が目白押し。でも、そんな超多忙の合間を縫って、俳句、スキー、お遍路の旅を愉しむことも―。初心を忘れず、かつ気負わず、医師として見事に生きる日々の記録、いのちをめぐる日記。

目次

文化の日
凭られても
聖樹据ゑて
ふるさとの
ひとつの雲
子らが描く
ずり落ちさうに
もとどほり
どつさり浅蜊
生キ死ニのはなし
飯饐える
二百十日
芋煮の火
桂郎忌

おすすめコメント

忙しくても、経験ずみでも悲しいときは涙!という生き方。子どもの死にポロポロ、通夜・葬儀でボロボロ。小児がんの専門医、聖路加国際病院小児科部長による生と死を洞察するあたたかな、いのちをめぐる日記。

著者紹介

細谷 亮太 (ホソヤ リョウタ)  
1948年、山形県生まれ。東北大学医学部卒業後、聖路加国際病院小児科に勤務。78年から3年間、小児がんの先端的治療技術習得のため、テキサス大学総合がん研究所、M.Dアンダーソンがんセンターにクリニカルフェローとして赴任する。現在、聖路加国際病院副院長・小児総合医療センター長。俳人としても活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)