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山家集

角川ソフィア文庫 A245-1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-04-400063-9
4-04-400063-8
税込価格 1,276円
頁数・縦 447P 15cm

商品内容

要旨

「願はくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月のころ」「歎けとて月やはものを思はするかこち顔なるわが涙かな」。雅と俗、数奇と仏道、宗教と社会といった対立を併せ呑む歌の数々を収め、西行自身が何度も改編を重ねるほど熱意を傾けたという代表的家集「山家集」。最新の研究成果を反映したていねいな注釈とともに、その歌の数々を楽しむ。本文、脚注、詳細な補注、校訂一覧、解説、人名・地名・初句索引を収載する。

目次

山家集上(春


冬)
山家集中(恋
雑)
山家集下(雑)

おすすめコメント

西行の代表的歌集。詳細な新釈付きでついに刊行! 新古今時代の歌人に大きな感銘を与えた西行。その歌の魅力を、一首ごとの意味が理解できるよう注解。たっぷりの補注で新釈を示す。歌、脚注、補注、校訂一覧、解説、人名・地名・初句索引を所収。

著者紹介

西行 (サイギョウ)  
1118~1190年。平安末・鎌倉初期の歌人・僧。俗名は、佐藤義清。出家ののち、各地を旅して、自然と宗教が一体となった境地を詠む歌を残した
宇津木 言行 (ウツギ ゲンコウ)  
1957年千葉県生まれ。北海道大学文学部卒、同大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。愛国学園大学教授、獨協大学特任教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)