小さな藩の奇跡 伊予小松藩会所日記を読む
角川ソフィア文庫 I137−1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2016年9月 |
ISBNコード |
978-4-04-400142-1
(4-04-400142-1) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 243P 15cm |
商品内容
要旨 |
城もなく武士はわずか数十人。人口一万人ほどの伊予小松藩には、江戸時代で唯一、150年以上も書き継がれた日記がある。互いに顔の見える小藩だからこそ、代々の幹部たちは誠実に藩政に取り組んできた。不作の兆しを把握し、大飢饉には一人の餓死者も出さなかった。領民の命を守ることが優先された、類をみない善政が日記から読み取れる。天災や参勤交代の過大な財政支出を乗り越えたもう一つの江戸時代がわかる貴重な記録。 |
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目次 |
第1部 武士の暮らし(小松藩のなりたち |
おすすめコメント
城もなく武士はわずか数十人。人口一万人余りの伊予小松藩には、江戸時代で唯一、150年以上も書き継がれた日記がある。互いに顔の見える小藩だからこそ、代々の幹部たちは私利を計らず誠実に藩政に取り組んできた。不作の兆しを把握し、大飢饉には一人の餓死者も出さなかった。領民の命を守ることが優先された、類をみない善政が日記から読み取れる。天災、幕府の圧政を乗り越えたもう一つの江戸時代がわかる貴重な記録。