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雨月物語 日本の古典

角川ソフィア文庫 A4−4 ビギナーズ・クラシックス

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2017年12月
ISBNコード 978-4-04-400211-4
4-04-400211-8
税込価格 792円
頁数・縦 204P 15cm

商品内容

要旨

白峯の御陵を訪ねた西行法師の前に崇徳院の亡霊が現れる「白峯」、学者と武士が義兄弟の盟約を結び、ある約束をかわす「菊花の約」、蘇生した僧侶が自らの数奇な体験を語る「夢応の鯉魚」、風雅を好む青年が妖しい美女に出会う「蛇性の婬」など、あの世とこの世、人間と人間でないものが交錯する、美しくも恐ろしい9つの物語。流麗な筆致でつづられた本格怪異小説を、やさしい現代語訳と丁寧な解説とともにダイジェストで読む。

おすすめコメント

美しくも恐ろしい江戸の傑作怪異小説。全9篇を解説とともに味わう。 幽霊、人外の者、そして別の者になってしまった人間が織りなす、身の毛もよだつ怪異小説。現代の文章にはない独特の流麗さをもつ筆致で描かれた珠玉の9篇を、易しい訳と丁寧な解説とともに抜粋して読む。

著者紹介

上田 秋成 (ウエダ アキナリ)  
享保19‐文化6年(1734‐1809)読本作者・国学者・歌人・煎茶家。大坂生まれ。本名は東作。号は無腸など多数
佐藤 至子 (サトウ ユキコ)  
1972年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。日本大学教授。専攻は日本近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)