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ふたつのオリンピック 東京1964/2020

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-04-400218-3
4-04-400218-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 590P 19cm

商品内容

要旨

1962年、地球上で最もダイナミックな街の米軍基地に、十九歳の青年は降り立った。冷戦下、立ちあがる巨大都市。私は東京を貪り食った。ロマンスは言うにおよばず、小さな冒険、絶え間ない刺激、新しい世界が山ほどあった。諜報員、英会話教師、ヤクザの友人、サラリーマン、売れっ子ジャーナリスト。ときどきの立場で、「ガイジン」=“アウトサイダー”として50年を生きたこの街と私の人生は、ひとまわりしていま元へ戻ってきたようだ―。これから東京は、日本は、いったいどんな未来に突き進んでいくのだろうか?

目次

オリンピック前の東京で
米軍時代
一九六四年東京オリンピック
駒込
日本の野球
住吉会
ニューヨークから東京へ
東京のメディア
バブル時代の東京
東京アンダーワールド
MLBジャパン時代
豊洲と二〇二〇年東京オリンピック

おすすめコメント

半世紀のうちに東京も私も、 まったく別のものに 生まれ変わった。 米軍基地、CIA、自民党。東京五輪、プロレス、ヤクザ。プロ野球、バブル、大震災。そしてふたたび──。ふたつのオリンピックのはざまで、「ガイジン」として日本社会の裏と表を見つめつづけた自伝的現代史。

著者紹介

ホワイティング,ロバート (ホワイティング,ロバート)   Whiting,Robert
1942年、米国ニュージャージー州生まれ。大学在学中、合衆国空軍に入隊して来日。除隊後は上智大学で政治学を専攻した。出版社勤務などを経て、日米の文化をテーマとした執筆活動を開始
玉木 正之 (タマキ マサユキ)  
1952年、京都市生まれ。東京大学教養学部中退後、スポーツライター、作家として活躍。現在はスポーツ文化評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)