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大正天皇婚約解消事件

角川ソフィア文庫 M122-1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-04-400389-0
4-04-400389-0
税込価格 924円
頁数・縦 215P 15cm

商品内容

要旨

皇太子の成婚は皇位継承にかかわる皇室の重要事項だが、大正天皇の婚約内定解消はあまり知られていない。嘉仁親王(大正天皇)の妃が伏見宮禎子女王から九条節子(貞明皇后)へ―。宮内庁書陵部所蔵をはじめ、多くの資料・文献を読み解くことで浮かび上がった真相とは。虚弱な大正天皇一人しか直系男子に恵まれなかった明治天皇の苦渋の決断、それを取り巻く皇族たちの思惑など、近代史における天皇・皇族の実相に迫る。

目次

序章 もう一つの「宮中某重大事件」
第1章 幼少時代の嘉仁親王
第2章 皇太子妃内定まで
第3章 最古の宮家
第4章 内定解消
第5章 九条節子浮上
第6章 噴出する不満
第7章 それからの伏見宮父娘
終章 「宮中某重大事件」

おすすめコメント

なぜ大正天皇の婚約内定は解消されたのか。知られざる真相に迫る。 嘉仁親王(大正天皇)の婚約内定はなぜ取り消しになったのか。病弱な嘉仁親王一人しか直系男子に恵まれなかった明治天皇の苦渋の決断、それを取り巻く皇族たちの思惑など、天皇・皇族の実像に迫る。

著者紹介

浅見 雅男 (アサミ マサオ)  
1947年、東京都生まれ。70年、慶應義塾大学経済学部卒業。出版社に入り、雑誌・書籍の編集に携わる傍ら、日本近現代史に興味を抱く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)