• 本

仏教原論 ブッディスト・セオロジー|完全版|

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-04-400479-8
4-04-400479-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 292P 20cm

商品内容

要旨

欲望が暴走する現代文明に、仏教が「否定の手」を突きつけられるはずだ―。宗教の人類史的意義を問い「空」思想を更新する、思考の集大成。

目次

第1章 宗教の構造―聖なるものと俗なるもの(「聖なるもの」と「俗なるもの」
宗教の三類型 ほか)
第2章 世界について―マンダラ(世界の構造について
縁起と世界 ほか)
第3章 ブッダについて―如来の誕生(ブッダのイメージ
ブッダと行為 ほか)
第4章 空について―言葉のよみがえり(空という概念
龍樹の思想 ほか)
第5章 実践について―「否定の手」(宗教的倫理における否定
空思想における「否定の手」)

おすすめコメント

宗教の人類史的意義を問い、「空」の思想を更新する。思考の集大成!欲望が暴走する現代文明に、仏教が「否定の手」を 突きつけられるはずだ──。名講義「ブッディスト・セオロジー」を全面改稿。仏教とは何か、いま仏教に何ができるかを、宗教の現代的意義から問い直す。

著者紹介

立川 武蔵 (タチカワ ムサシ)  
1942年、名古屋生まれ。国立民族学博物館名誉教授。名古屋大学文学部卒業。名古屋大学大学院博士課程中退後、ハーバード大学大学院にてPh.D.取得。文学博士(名古屋大学)。仏教学とインド哲学を専門とし、2001年に中村元東方学術賞受賞、2008年に紫綬褒章、2015年に瑞宝中綬章を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)