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ロシア革命史 社会思想史的研究

角川ソフィア文庫 G254−3

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-04-400615-0
4-04-400615-6
税込価格 1,100円
頁数・縦 292P 15cm

商品内容

要旨

1946年8月。第2次世界大戦終結の翌年に著された、独裁研究の第一人者猪木正道のデビュー作にして不朽の名著。ロシア革命史を簡潔にたどりながらも、レーニン主義、ポリシェヴィキ政権など、その過程を理論的に分析。さらに「ファシズムは、世界革命の鬼子である」と喝破するなど、その独自性はのちの研究に大きな影響を与えた。「真正面から共産主義へたち向かった概説書として、本書の右に出るものはない」

目次

第1章 序言
第2章 ロシアの後進性
第3章 ボリシェヴィズム
第4章 ツァーリズムの苦悶
第5章 十月革命
第6章 世界革命
第7章 一国社会主義
第8章 結言

出版社・メーカーコメント

革命研究に衝撃を与えた、独裁研究の第一人者猪木正道のデビュー作、復刊!「概説書として、本書の右に出るものはない。また今後、少なくとも邦語において出ることはないだろう」(木村汎氏)。革命を破壊と創造の両過程に分類し、その二つの流れの総合として説明した金字塔的著作!

著者紹介

猪木 正道 (イノキ マサミチ)  
1914(大正3)年‐2012(平成24)年。政治学者、京都大学名誉教授。京都生まれ。社会思想家の河合栄治郎に師事し、1937(昭和12)年、東京帝国大学経済学部卒業。三菱経済研究所を経て49(昭和24)年から70(昭和45)年まで京都大学法学部で政治学・政治史を教える。退官後、防衛大学校校長を8年間務めたほか、平和・安全保障研究所理事長なども務め、日本の安全保障政策の研究を進めた。2001(平成13)年文化功労者。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)