• 本

読み終わらない本

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-04-400685-3
4-04-400685-7
税込価格 1,650円
頁数・縦 218P 19cm

商品内容

要旨

変わっていく君と共に「生きて」くれる本に出会ってほしい。サン=テグジュペリ、石牟礼道子、岡倉天心、神谷美恵子、吉野源三郎、リルケ、ミル、小林秀雄、河合隼雄、フランクル、そして無声のコトバを紡ぐ詩人たち―未来に手渡してゆきたい叡知と希望が、ここにある。人生を変えた本と言葉を手紙に綴る、全12篇のエッセイ。

目次

小さなひと
春の使者
言葉の花束
悲しみの弦
コペル君と網目の法則
愛と「生きがい」
コトバのちから
自由の危機
いつくしみの手仕事
「空」の世界と「いのち」のちから
読書の扉
愛しいひと
人生の時―あとがきに代えて

出版社・メーカーコメント

100分de名著の人気講師がすべての若者たちへ贈る「読むこと」の哲学。たくさんの本を読むのではなく、「読み終わらない本」に出会うこと。共に「生きて」くれるような本に出会うこと――。人生を変えた本、言葉、そして人間について、未来の読者に向けて綴る、全12篇の手紙。

著者紹介

若松 英輔 (ワカマツ エイスケ)  
批評家・随筆家。1968年(昭和43年)、新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。「越知保夫とその時代 求道の文学」で第14回三田文学新人賞評論部門当選、『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』で第2回西脇順三郎学術賞、『見えない涙』で第33回詩歌文学館賞、『小林秀雄 美しい花』で第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)