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シャルル・ドゥ・ゴール 自覚ある独裁

角川ソフィア文庫 I419−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-04-400732-4
4-04-400732-2
税込価格 1,364円
頁数・縦 421P 15cm

商品内容

要旨

20世紀の政治家で、シャルル・ドゥ・ゴールほどドラマチックな逸話を持つ人物はいないだろう。1940年パリ陥落の際、ロンドンに逃れて「自由フランス」を設立。ラジオでレジスタンスを呼びかけるが、ドイツの傀儡ヴィシー政府を率いるのは軍隊時代の上官ペタンだった。暗殺の危機を乗り越え、フランス降伏の事態から自国を再生し、戦後はアメリカの保護を拒否。フランスの威信を内外に訴えた生涯を描く直木賞作家の本格評伝。

目次

第1章 反逆児
第2章 六月十八日
第3章 自由フランス
第4章 戦うフランス
第5章 フランス国民解放委員会
第6章 フランス共和国臨時政府
第7章 第四共和政
第8章 第五共和政
第9章 アルジェリア問題
第10章 偉大なるフランス

出版社・メーカーコメント

先のみえない世界情勢がドゥ・ゴール時代と符合する。「まだドゥ・ゴールは終わっていない」。 20世紀の政治家で、シャルル・ドゥ・ゴールほどドラマチックな逸話を持つ人物はいないだろう。1940年パリ陥落の際、ロンドンに逃れて「自由フランス」を設立。ラジオでレジスタンスを呼びかけるが、ドイツの傀儡ヴィシー政府を率いるのは軍隊時代の上官ペタンだった。暗殺の危機を乗り越え、フランス降伏の事態から自国を再生し、戦後はアメリカの保護を拒否。フランスの威信を内外に訴えた生涯を描く、直木賞作家の本格評伝。

著者紹介

佐藤 賢一 (サトウ ケンイチ)  
1968年、山形県鶴岡市生まれ。山形大学教育学部を卒業後、東北大学大学院文学研究科で西洋史学を専攻。93年「ジャガーになった男」(集英社)で第6回小説すばる新人賞、99年『王妃の離婚』(集英社)で第121回直木賞、2014年『小説フランス革命』(全12巻、集英社)で第68回毎日出版文化賞特別賞、20年『ナポレオン』(全3巻、集英社)で第24回司馬遼太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)