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宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃

角川ソフィア文庫 K134−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2023年2月
ISBNコード 978-4-04-400737-9
4-04-400737-3
税込価格 990円
頁数・縦 364P 15cm

商品内容

要旨

人類に残された超難問、ABC予想。その解決をも含むとするIUT(宇宙際タイヒミュラー)理論が2012年、京都大学の望月新一教授によって発表された。その難解さと斬新さから「未来からやってきた論文」とも称され、数学界のみならず世界に衝撃をもたらした。その後、専門誌に受理されたが、混乱はなお続いている。望月教授と親交を重ねてきた数学者が、理論のエッセンスをわかりやすく紹介。望月教授の特別寄稿も収録!

目次

第1章 IUTショック
第2章 数学者の仕事
第3章 宇宙際幾何学者
第4章 たし算とかけ算
第5章 パズルのピース
第6章 対称性通信
第7章 「行為」の計算
第8章 伝達・復元・ひずみ

出版社・メーカーコメント

人類に残された最後の超難問、ABC予想に挑む!望月新一教授による「宇宙際タイヒミュラー(IUT)理論」。未来から来た論文とも称された内容は世界中に驚きをもたらした。望月氏と、議論と重ねてきた数学者が、理論の独創性と斬新さをやさしく紹介する

著者紹介

加藤 文元 (カトウ フミハル)  
1968年、宮城県生まれ。東京工業大学名誉教授、角川ドワンゴ学園理事、株式会社SCIENTA・NOVA代表取締役。97年、京都大学大学院理学研究科数学・数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院助手、京都大学大学院准教授などを経て、東京工業大学教授。2022年退職。著書『宇宙と宇宙をつなぐ数学IUT理論の衝撃』(KADOKAWA)で第2回八重州本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)