火薬の世界史
角川ソフィア文庫 I422-1
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-04-400785-0
(4-04-400785-3) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 287P 15cm |
商品内容
要旨 |
不老不死を求める中国唐代の錬丹術師が発見した「火薬」は、皮肉にも多種多様な兵器を生みだした。数百年にわたり、その製法は極秘とされたが、モンゴル帝国の拡張に伴ってアラブ、ヨーロッパへ広まると、火薬を持つ者が権力を握るようになる。兵器開発には熱心な国は、巨大な帝国を滅ぼし、小国や諸侯をおさえ、遠い大陸を植民地にした。中世以後の世界を大きく変貌させた発明品と、それを軍事に利用してきた人類の歴史に迫る。 |
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目次 |
火の薬 |
出版社・メーカーコメント
不老不死を求める中国唐代の錬丹術師が発見した「火薬」は、皮肉にも多種多様な兵器を生みだした。数百年にわたり、その製法は極秘とされたが、モンゴル帝国の拡張に伴ってアラブ、ヨーロッパへ広まると、火薬を持つ者が権力を握るようになる。兵器開発に熱心な国は、巨大な帝国を滅ぼし、小国や諸侯をおさえ、遠い大陸を植民地にした。中世以後の世界を大きく変貌させた発明品と、それを軍事に利用してきた人類の歴史に迫る。『世界を変えた火薬の歴史』(原書房)の文庫化。【目次】プロローグ 一六〇五年一一月五日第1章 火の薬第2章 火薬の誕生第3章 発火装置と爆弾第4章 ロケットと砲第5章 西方へ伝播した中国の発明第6章 火薬とイスラム帝国第7章 ヨーロッパに伝わった火薬第8章 火薬の製造第9章 新たな火薬兵器第10章 火薬はいかにして近代ヨーロッパをつくったか第11章 火薬兵器がヨーロッパへ与えた影響第12章 アメリカ大陸とアフリカにおける火薬第13章 東洋の新たな火薬兵器第14章 火薬の平和的利用エピローグ 黒色火薬時代の終焉訳者あとがき