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幕末の三舟 勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟の生きかた

角川ソフィア文庫 I174−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2026年3月
ISBNコード 978-4-04-400879-6
4-04-400879-5
税込価格 1,540円
頁数・縦 244P 15cm

商品内容

要旨

武士の時代から近代国家に移る幕末期、戊辰戦争が激化するなかで江戸城を無血開城に導いた三人の幕臣がいた。彼らは、その名をとって「三舟」と呼ばれる。両軍の衝突を回避するべく交渉し江戸の焦土化と日本の植民地化を防いだ勝海舟、降伏条件について西郷隆盛に直談判し信頼を得た山岡鉄舟、慶喜の護衛長の任務に徹し隠逸の道を選んだ高橋泥舟。「公」に尽くすべく三舟がそれぞれに選んだ生きかたを辿る。

目次

第一章 三舟とはだれか(政治家たちの参禅するところ
生きかたの三典型)
第二章 幕末という時間(十五年間の自己変革
西郷が勝に惚れた理由)
第三章 江戸無血開城(泥と鉄の鍛えかた
駿府への使者
「公」に尽くす)
第四章 明治における三舟(それぞれの公私
名誉の重み
鶴であろう)
第五章 三舟と日本人(合理主義的な精神に
忠君愛国?のシンボル)

出版社・メーカーコメント

幕末から明治維新へ−−新時代の「機」を読み切り、独創的な才覚を発揮した勝海舟。公への「誠」を通し、変わらず忠勤に励んだ山岡鉄舟。主家への「忠」を貫き、隠棲の縁に身を投じた高橋泥舟。時流の荒波にそれぞれの航跡を描いた、三舟の生き方を考える。

著者紹介

松本 健一 (マツモト ケンイチ)  
1946年生まれ。東京大学経済学部卒業。会社勤務を経て、法政大学大学院で近代日本文学を専攻。麗澤大学教授、内閣官房参与などを歴任。近代日本精神史やアジア文化論を専門とする作家・評論家として多方面で活躍。2005年、『若き北一輝』で毎日出版文化賞、『評伝 北一輝』(全5巻)で司馬遼太郎賞を受賞。2014年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)