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中原中也との愛 ゆきてかへらぬ

角川ソフィア文庫 SP331

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2006年3月
ISBNコード 978-4-04-406001-5
4-04-406001-0
税込価格 990円
頁数・縦 251P 15cm

商品内容

要旨

女優志望の泰子には、16歳の詩人中原中也との運命的な出逢いがあり、さらに評論家小林秀雄との壮絶な出逢いと別れがあった。「奇怪な三角関係」(小林秀雄)といわれた文学史に残る伝説の“宿命の女”長谷川泰子が語る、衝撃の告白的自伝。「グレタ・ガルボに似た女性」としても注目される。昭和初期の文壇を知る資料として貴重な一書。

目次

1 風が立ち、浪が騒ぎ(同棲
広島女学校 ほか)
2 これがどうならうと(詩人修行
相聞 ほか)
3 私の聖母!(築地小劇場
松竹蒲田 ほか)
4 かくは悲しく生きん世に(子供
グレタ・ガルボに似た女 ほか)
5 せめて死の時には(結婚
追悼 ほか)

著者紹介

長谷川 泰子 (ハセガワ ヤスコ)  
1904年、広島県生まれ。女優になるため家出。京都で16歳の中原中也を知り、同棲して上京後、中也の友人小林秀雄と同棲。小林と離別後松竹キネマに入社。「グレタ・ガルボに似た女性」で注目される。1993年、88歳で死去
村上 護 (ムラカミ マモル)  
1941年、愛媛県生まれ。愛媛大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)