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心的現象論序説

改訂新版

角川ソフィア文庫 SP G-102-4

出版社名 角川学芸出版
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-04-408611-4
4-04-408611-7
税込価格 1,056円
頁数・縦 354P 15cm

商品内容

要旨

「心がひきおこすこういったさまざまな現象に、適切な理解線をみつけだし、何とかして統一的に、心の動きをつかまえたい」。心的世界をどうとらえるか。心を理解する上で必要な方向軸とはなにか―。自らの問いの答えを求める孤独な試みの果て、時に「人間というものの不可解さと悲しさにたちすくみ」ながら到達した、吉本隆明の代表作。

目次

1 心的世界の叙述
2 心的世界をどうとらえるか
3 心的世界の動態化
4 心的現象としての感情
5 心的現象としての発語および失語
6 心的現象としての夢
7 心像論

著者紹介

吉本 隆明 (ヨシモト タカアキ)  
1924年、東京・月島に生まれる。47年、東京工業大学電気化学科を卒業。詩人、文芸評論家、思想家。52年、詩集『固有時との対話』を発行。その後、文芸評論活動を開始する。思想家として、戦後日本の思想界に大きな影響を与えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)